忍者ブログ

わたしはオタクになりたい

好きを追いかけて、いきたい、ブログ。 ▽旅行:モロッコ、台湾、南米 ▽建築と本 ▽サブカル(ボーカロイド全般) 主に、旅行ブログです。目標はブログを趣味の一つにすること。 多趣味で浅い人生です、毎日楽しいです。

さくれ本:建築探偵の冒険・東京篇 街中に潜む名建築を探る本

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

さくれ本:建築探偵の冒険・東京篇 街中に潜む名建築を探る本


こんにちは、さくれです。

突然ですが、神楽坂にあるla kagu(ラカグ)って知っていますか?

la kaguは、もともとは新潮社の倉庫でした。

それを新しい'衣食住+知'のライフスタイルを提案する商業施設へとリノベーションしたそうです。しかも設計は、(オリンピックの新国立競技場で時の人となった)隈研吾建築都市設計事務所によるもの。

昭和40年代に建てられた倉庫を活かしているデザインです。ちなみに書籍コーナーの本棚は、新潮社が実際に以前から使用していたモノなんだとか。

そんな不思議な時代背景のある空間で出会った本が、この小説でした。





建築探偵の冒険・東京
街を歩きまわり、古い建物、変った建物を発見し調査する東京建築探偵団の主唱者による、建築をめぐる不思議で面白い話の数々。

建築探偵の冒険〈東京篇〉 (ちくま文庫)


この本は、建築オタクの本です。著書は建築家でもあり建築評論家としても、大学教授としても、知られる藤森照信氏です。


建築オタクの主人公が収集した情報や建築物を眺めて、仲間と共有してにやにやしてる本です。


ケンチクの新しい楽しみ方を知ることができます。

小説でですが、建築に関しての解説が非常に詳しく、かつ切り口もおもしろく、知っている建物(例えば、東京駅)への見方を大きく変えられてしまいました。







いくつかの短編で成り立っています。

  • 正しい建築探偵のやり方―今和次郎のフルコース
  • 犬も歩けば…―看板建築
  • 街角にダダイズムが立っていた―東洋キネマ
  • 全長335メートルの秘境―東京駅
  • 皇居が見つかった―皇居前広場
  • ネクラのマッカーサー―横浜ニューグランドHと第一生命館
  • 病院は流血と笑いの図像だらけ―聖露加国際病院
  • 西洋館は国電歩いて3分―鏡子の家
  • 東京を私造したかった人の伝―兜町と田園調布






一番好きな短編は、看板建築の話です。看板建築とはなんぞや?と思った人はぜひこの本を読んでほしい。藤森照信さんが第一人者なので、発見、命名にいたるまで、第一人称で書かれています。

偶然、池袋駅のすぐそばで、看板建築を見つけたときは、「これ!!もしかして!!」と一人でにまにましてました。



こういう古びた感じたまんなく好きなんですよね~






たしかに、若干、文章にくせがありとっつきにくい部分もあります。

が、それが巧妙なテンポを得ており、ふむふむ。と実体験を交えた面白い講義を聞いているような、紙芝居を見ているような感覚で読めてしまいます。


なので、今、猛烈に藤森さんの本読みたいんです。なかなか気になるタイトル、中古安くなってないんだよねえ。


建築とは何かー藤森照信の言葉ー

こうやって、読みたい本がたまるんです。





でも『建築探偵の冒険・東京篇』は中古で300円くらいで買った気がする~!コスパかなりよかった!笑


▼書棚
建築・本「建築学科を選んでいたら」
▼前の本
『建築と不動産のあいだ』:自分たちの家の購入を考えたら読む本
▼次の本
成功するSCを考える人たち イオンモールにみる夢を知る本


PR

コメント

プロフィール

HN:
さくれ
性別:
女性
職業:
OL
趣味:
旅行、映画鑑賞
自己紹介:
平成生まれ。毎日充実してます。

記録と勉強がてら、ブログ始めました。
多趣味なので、オタクになれませんでした。

・旅行記
・映画記録
・書籍記録
・資格
・オタク活動(ボーカロイド関係)

絶賛、勉強中。

書籍紹介:モロッコ旅行のお供に



スポンサーリンク


書籍紹介:サブカルを読むなら




スポンサードリンク

広告